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NEW 2024年10月09日(水 ) 14:26

若手消防士が体験を元に提言【愛媛】

若手の消防士たちが現場での体験をもとに業務への提言を行う意見発表会が松山市で開かれました。

この発表会は消防業務の知識を深めるとともに意識を高めようと松山市消防局が9日に開いたもので、市内の消防士4人が参加しました。

参加者は携帯電話の普及で今後も増えるとみられる子どもの119番通報への対応強化や、AIをいかした新しい消防サービスなどを提案していました。

このうち、南消防署の消防士・長井美優さんはペットを飼っていた体験を元に「ペットを飼っている人も飼っていない人も命を守り抜き、災害後の復旧復興に力強く踏み出せる環境づくりが大切ではないか」などと述べ、防災サポート体制の充実を訴えていました。

発表は説得力や表現力、業務にどう結びつけられるかなどをポイントに審査され、その結果、市消防局救急課の古川翔さんが最優秀賞に選ばれ、11月に開かれる県の発表会に出場する予定です。