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NEW 2024年10月12日(土 ) 13:09

伊方原発3号機 機器不具合の原因特定 原子炉再び起動へ【愛媛】

定期検査中の伊方原発3号機で、原子炉の出力を計る機器に不具合が見つかり、一旦起動させた原子炉を再び停止させた問題で、四国電力は11日、原因を特定したなどとして、来週にも原子炉を再び起動すると発表しました。
四国電力では10月2日、定期検査中の伊方原発3号機で起動させた原子炉の出力検査をしていたところ、中央制御室に設置され原子炉の出力を計る「炉内計装盤」で数値などが表示されない不具合が発生し、その対応に時間がかかるとして、7日に原子炉を再び停止させました。
その後の調査の結果、11日に炉内計装盤に関連する回路が原因だと判明し、対応方法も決まったとして、早ければ16日にも原子炉を起動するということです。
なお今回の問題を受け、定期検査の終了時期は当初の10月25日より遅れる見込みです。