愛媛県新居浜市の児童がいじめを受け不登校になっている問題で、６日、両親が現状を説明しました。
市側に再調査や学校復帰への積極的なアプローチなどを要望しています。
この問題は、２０２３年３月、当時２年生だった新居浜市内の男子児童が公園で上級生から腹部を蹴られ不登校となったもので２０２４年５月に第三者委員会がいじめの重大事態にあたると認定しました。
両親は言葉のいじめなどが認定されていないなどとして市側に事実関係などの再調査と加害者側の正式な謝罪を求めました。
この再調査の要望については「十分な事実解明がされている」として市側が一度拒否している経緯があります。
そして両親は被害児童について、ＰＴＳＤ心的外傷後ストレス障害が悪化し通院の頻度が増えていると明かし「学校側からの復帰へのアプローチが少なく進級できたかどうかすら知らされていない」などとして不信感をあらわにしました。