プロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから６位指名を受けた、聖カタリナ学園高校の有馬惠叶投手が２６日、球団と仮契約を結びました。
宇和島市出身で身長１９０センチの大型右腕、有馬投手は２６日午後、松山市内のホテルで球団スカウトらと面会して仮契約を結び「プロ野球選手になる実感というのが、だんだん湧いてきました」などと話しました。
いずれも推定で、契約金は３０００万円・年俸５４０万円となっています。
いま一番感謝を伝えたい人は、いつもそばで応援してくれた、母の三惠さんだということで、有馬投手は「何か欲しいものがあれば買ってあげたいなと思います」などと話していました。また三惠さんは「これまではずっと近くにいたので、そこが一番不安ですが、愛媛でも名前が聞けるような、有名な、大きな選手になってもらいたいです」などと話しました。そのうえで親子は握手し「いい投手になります」「頑張って」などとやりとりを交わしました。有馬投手の背番号は、１２月に行われる新入団会見で発表される予定です。