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NEW 2025年01月22日(水 ) 18:14

「おいしいカキを食べに来て」愛南の養殖カキ 出荷減も身入り良く【愛媛】

愛南町の養殖カキが出荷のピークを迎えています。ただ、出荷量は7割ほどに落ち込む見通しです。
愛南漁協御荘支所では約20軒がカキを養殖していて、22日も作業が行なわれていました。
ただ「愛南かき部会」の若本裕二部会長は「今年はカキは大きいけど死んだカキが多い。なかなかうまいこといかない、自然のものなので」と話します。

御荘支所によりますと、去年夏の猛暑で水温が上がり、稚貝の死や生育不足が起きて今シーズンの出荷量は例年の7割ほどに落ち込む見通しだということです。
ただ、価格はふるさと納税でのニーズの高まりなどを受け、例年より1割ほど高値で取引されていて、カキ自体も身の大きなものが育っているということです。

【若本部会長】
Q.身は大きい?
「今年はここ何年かではいちばんいいね、身入りが」

愛南町では25日・26日の土日に旬のカキが楽しめるイベント「牡蠣まつり」が開かれるということで、若本部会長は「みんなで協力してちゃんと数を出せるようにするので、おいしいカキを食べに来てもらえれば」と話していました。