地元で働く良さを考える特別講義が２３日、愛媛大学であり、はかりの製造やメンテナンスを行う「共同計器」の社長らが登壇しました。
この講義は、地元の優良企業を知るきっかけを作ろうと、愛媛大学と愛媛朝日テレビが共同で企画しています。
今回は、産業用などの様々なはかりを設計から製造、メンテナンスまで一貫して行う、新居浜市の「共同計器」の越智良尚社長らが講師をつとめ、はかりはなくてはならないものだと話しました。
越智社長は「商取引であれば公平公正な取引をする、ものづくりであれば安定した品質で、そしてさらに高性能な商品を提供するといったことで“計る”ということは切っても切り離せない」と話し、１０年ほど前から新卒採用にも力を入れているほか、来月から男性社員がおよそ１年の育休を取得するなど、働きやすい職場づくりにも取り組んでいるとしました。
また、学生から「はかりにかかわる業務を一貫して行う強み」について問われると、「メンテナンスを通じた製品の改善など、技術力の向上につなげられること」などと答えていました。
【講義に出席した学生】「この授業でいろんな会社のことを知れて、とっても身になってます」「文系、理系問わずいろんな広範なことを学べるのはあんまり機会としてないので、すごい興味深い機会でした」