松前町の県警察学校で３１日、初任科生の卒業式があり、１８歳から２５歳までの３２人が警察官としての新たな一歩を踏み出しました。
卒業生は去年４月に入校し、約１０カ月間、逮捕術など警察官として必要な基礎を学んできました。

式では赤松憲一学校長が「県民を思う気持ちや寄り添う姿勢を持ち、信頼される警察官に育ってほしい」などと激励し、これを受けて卒業生代表の大崎巧真巡査が「決して甘えず挫けることなく、誇りと使命感を胸に常に全力で職務に邁進する覚悟であります」と決意を述べました。

卒業生は、いよいよスタートする警察官としての一歩に、思いを新たにしていました。

【松山南警察署に配属の金子叶実巡査】
「私は体力が少しなかったので、周りのみんなに支えられながら頑張れました」

【新居浜警察署に配属の大崎巧真巡査】
「警察学校で学んだ、決してあきらめないことは、第一線の現場でも同じことが言えるかなと思うので、頑張っていきたいと思います」

卒業生は３１日から県内７カ所の警察署に配属されました。