紙のまち、四国中央市で小学６年生が伝統の水引を使い卒業式の際、胸に飾るコサージュを作りました。
卒業式に向けてコサージュを作ったのは松柏小学校の６年生６６人で、こちらの学校では毎年、自分たちで卒業式用のコサージュを地元の伝統工芸の水引を使い作っています。
先月２７日、児童たちは市内のボランティアグループ「ちょきちょき隊」の指導を受けながら色鮮やかなピンクの水引を使って「追いかけ編み」の技法で花びらを編み込みました。
そして、葉の部分を合わせて完成させ出来栄えを見せ合っていました。

【６年生】
「伝統工芸を使ってみて未来にもつなげていけるなと思いました」
「コサージュを着けた姿を想像しただけで楽しい卒業式になりそうです」

水引のコサージュは２４日の卒業式で着けられ、６年生の門出を華やかに彩ります。