ＪＲ四国によりますと２日午後９時前、今治市のＪＲ予讃線「菊間駅」に停車していた普通列車のパンタグラフが破損していることに運転士が気付きました。
その後の点検でパンタグラフが接する架線にも破損が確認され、復旧作業などのため２日夜から３日にかけて特急列車１４本と普通列車１７本に運休や遅れなどの影響が出ました（影響人員は約１５００人）。
パンタグラフが破損していた列車の乗客６人、乗員２人にけがはありませんでした。
その後の原因調査でＪＲ四国は、四国電力送配電の高圧線が切れて垂れ下がり走行中の列車に接触したことが判明したと発表しました。
四国電力送配電は「ＪＲ四国と利用客にご迷惑をおかけして申し訳ない」としていて高圧線が切れた原因を調査中だということです。