今年の「春の便り」はいつ届くのでしょうか。
独自に桜の開花を発表している宇和島市でソメイヨシノの観測が３日から始まっています。
市では、気象庁の出先機関が無人化された２００６年以降、丸山公園にあるソメイヨシノの標本木を使い独自に桜の開花を発表していて、市から観測員を任されている気象庁ＯＢの五十嵐廉さんが観測を行っています。
標本木の樹齢は約８０年で、木が弱っていることなどから全国の桜と比べて開花は年々遅くなっているということですが、２０１９年以来６年ぶりとなる「日本一早い開花」となるか、注目が集まります。

【五十嵐さん】
「私としては１位を狙ってるんですよ。あとは皆さんの目で探してもらってどれが一番最初に咲くか」

【市職員】
「いろんなところで皆さんに楽しみにしていただいてるんだなと実感しています。今年こそ日本一早い開花になれるようにたくさんの人に応援していただけたらと」