伊方原発３号機の運転差し止めを求めた裁判は、提訴から１３年あまりを経て１８日に判決が言い渡されます。
愛媛などの住民は、２０１１年の福島第一原発の事故を受けて同年１２月、四国電力を相手取り松山地裁に提訴しました。
住民側は「地震によって重大な事故が発生する危険性が極めて高い」などと、伊方原発３号機の運転差し止めを求めていて、これまでの裁判で事故が起こった場合の避難計画に実効性がないなどと指摘しています。
一方、四国電力側は、さまざまな地震のケースを想定して安全対策を行っていて、避難計画についても、十分な実効性があるなどと主張していました。
判決は１８日に、松山地裁で言い渡されます。