松山大学で１９日に卒業式が行われ、世界で活躍するあの選手も学び舎をあとにしました。
【卒業生代表　関根舞衣さん答辞】
「政治や歴史、文化など様々な観点から学ぶことで物事を客観的に考え、判断する姿勢が大切だと教わりました」

卒業を迎えたのは松山大学の５学部６学科と大学院の３つの研究科の計１１８７人です。

式では在学中に世界トップレベルの活躍をし法学部を卒業したスポーツクライミング男子スピード種目日本記録保持者の大政涼選手に大学初となる学長特別賞が贈られました。

【大政選手】
「海外遠征など大会で学校を欠席することも多かったので、まずは無事卒業できて安心です。今の一番大きな目標がロサンゼルス五輪に出場するということで、そこに向けてスピード種目をメインで活動していきたいと思っています」

松山大学によりますと、就職を希望する文系学部の卒業生の就職内定率は１８日時点で９１．５％となり、最終の就職内定率は９７％前後になるとみられるということです。

【薬学部の卒業生】
「勉強勉強で６年間が終わっちゃいました」
「せっかくここまでがんばって得た知識なので最大限に患者さんたちに還元していきたいなと思います」

【経営学部の卒業生】
「部活と大学生活とアルバイト、全部充実していた大学生活でした。社会人生活を一生懸命謙虚に頑張っていきたいです」

（※就職内定率について一部詳細を追記しました）