今治市などで大きな混乱をもたらした「ホームタウン」認定で、ＪＩＣＡは構想の撤回を発表しました。

ＪＩＣＡ＝国際協力機構はきょう、都内で会見し今治市を含む４都市のホームタウン構想を撤回すると発表しました。

今治市では、ＪＩＣＡがモザンビークのホームタウンに認定したことで、８月からＳＮＳなどで誤った情報が拡散し、市には「移民政策なのか」などといった不安の声や問い合わせが多く寄せられてきました。

こうしたことを受けて、ＪＩＣＡは自治体と協議し撤回に至ったということですが、今後もこれまでと変わらず国際交流を促進する取り組みは行っていくということです。

これに対し今治市は「国際交流としては続けていきたいが、ホームタウン構想という枠組みの中でのモザンビークとの交流は一旦白紙に戻す」などとコメントしています。