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NEW 2025年11月21日(金 ) 15:05

砕石場を使った大規模災害想定の実践的訓練

大地震による大規模な土砂崩れを想定した実践的な訓練が、新居浜市でありました。

訓練は、南海トラフを震源とする震度6強の地震が発生し、新居浜市内で大規模な土砂崩れが起きたとの想定であり、県警の機動隊や地元の消防本部などからおよそ150人が参加しました。

砕石場を会場にしたこの訓練では、土砂に埋もれた車や家屋、土砂でがけ下に落ちた車など、より災害現場に近い環境が再現され、被災者の救出など実践的な訓練が繰り広げられました。

また、災害現場に通じる道路を民間の業者が復旧させる訓練もあり、参加者は「民間の力」の重要性を再認識していました。

【県警警備部長山智徳災害対策官】
「(万一に備え)関係機関が連携して、素早く迅速な救出救助が出来るように(訓練を)生かしていきたい」