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NEW 2025年11月25日(火 ) 20:28

我が子がいない!飲酒後に自転車で探し赤切符切られた松山市職員を懲戒処分【愛媛】

9月、休暇中に酒を飲んで自転車を運転したとして、罰金20万円の略式命令を受けた松山市の男性職員が、25日付で減給の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、松山市都市整備部の30代の男性主任です。

市によりますと、男性職員は休暇を取っていた9月11日、自宅で飲酒をしていて、午後になって未就学児の子どもと2人で買い物に出かけようとドアのカギをかけていたところ、子どもがいなくなっていることに気付いたということです。

男性職員は自転車で子どもを探しに行き、その後子どもは警察官に無事保護されましたが、その際に男性職員は飲酒検査を受け、呼気1l中0.75mgのアルコールが検出されたため、酒気帯び運転で赤切符を交付されたということです。

男性職員は10月に略式起訴され、11月6日に松山簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。

このことから松山市は25日、この男性職員を減給10分の1、6か月の懲戒処分としました。

市の聞き取りに対し、男性職員は「子どもの身を案じるあまり取った行動とはいえ、あり得ないことをしてしまった」などと話しているということで、市では全ての職員に対し、飲酒運転の根絶を周知徹底していくとしています。