２日に２６歳の誕生日を迎えた、とべ動物園のホッキョクグマ・ピース。６日に誕生会があり、大勢のファンが祝いました。

【湯川愛理アナ】
「２６歳になったピースをお祝いしようと、県内外から多くのお客さんが集まっています」

この日集まったのは、国外からも含めて約５００人！みんなのお目当ては、ホッキョクグマのピースです。

１９９９年１２月２日、県立とべ動物園で生まれたピース。母親が子育てをするのが難しかったため、人の手によって育てられました。

持病があり、命の危機にさらされることもありましたが、国内でのホッキョクグマの人工哺育の記録を更新し続け、今月２日、２６歳になりました。

この日プレゼントされたもは、専門学校の学生がデザインした特製の氷のケーキ。

大好物のリンゴやキウイもあわせて夢中で食べていました。

【ピースのファン】
「もうずっとずっとこのまんま長生きしてほしいです」

「楽しく毎日過ごしてください。ピーちゃんおめでとう！ありがとう！」

ピースの「育ての親」飼育員の高市敦広さんも感慨ひとしおです。

【高市敦広さん】
「命の危機を何度も経験しながら、こうやって健やかに２６歳を迎えられたのはありがたいですし、いつも思うのは生きている、目の前で生きているっていうのは当たり前じゃないっていうのが、常に私の中にあるので…」

とべ動物園のアイドル・ピースは高市さんらのサポートも受けながら、これからも国内外のファンに癒やしを届けていきます。