県内で活躍するデジタル人材の育成などを目的に松山大学が２０２５年度の開設を目指している「情報学部」の授業体験が、２１日に行われました。
松山大学の情報学部は定員１２０人で、システムエンジニアの育成を目指す「情報システム」と、映像制作やＷｅｂデザインなどを学ぶ「メディアデザイン」の２つのコースからなり、現在、文部科学省に設置認可の申請が行われています。
２１日の体験ツアーには県内外の高校生らおよそ３０人が参加し、学部の概要などの説明があった後、情報学部長に就任予定の壇裕也教授の模擬授業があり、参加者はパソコンに触れながら、ゲームのプログラミングの仕組みや入力について学んでいました。
また２１日には、２０２４年の１０月から建設が始まる情報学部棟の完成イメージが公開されました。
２０２５年度の入学生が専門課程に入るタイミングとなる２０２６年４月に供用予定で、撮影スタジオやＶＲ設備、高性能のパソコンなどが設けられるということです。
松山大学では今後、オープンキャンパスや入試説明会などを行いながら２０２５年春の学部開設を目指して準備を進める方針です。