実は生産量が全国４位だという、愛媛のソラマメ。
松前町などで今年も出荷が始まっています。
松山市と松前町を管内とするＪＡ松山市では、「陵西一寸蚕豆」と呼ばれる品種のソラマメの生産が盛んです。
松前町の古川勝美さんの７アールの畑では、２５日も朝から収穫作業が行われていました。
農家の古川理枝子さんは「思ってたよりは、まずまずできてきているかなとは思いますね」と話します。ＪＡによりますと、こちらのソラマメは皮が薄くて柔らかく渋みの少ないのが特徴で、今年は暖冬の影響で当初は生育が早めでしたが、２月下旬から気温が下がったことなどから例年並みの出来になっているということです。
去年は寒波の影響などから、ＪＡ松山市では４５トンの生産量にとどまりましたが、今年は８５トンを見込んでいます。
古川理枝子さんは「サヤごとグリルとかオーブンの中に入れていただいて、焼いて食べてもらったりとかもおいしいと思います」と話していました。ソラマメの収穫は５月下旬まで続きます。