愛媛と高知の両県知事が共通課題を話し合う会議が９日あり、南海トラフ地震への備えや人口減少対策などについて意見を交わしました。
この会議は年に１回開かれていて、今年は高知県南国市での開催となりました。
会議ではまず、４月に起きた最大震度６弱の地震の被害状況などが共有され、今後、南海トラフ地震に備えて、県域を越えた津波避難訓練に取り組むことや、医療救護体制の強化に向け国に財政措置を求めることを確認しました。
また人口減少対策の議論にも時間が割かれ、中村知事は、外国人材の受け入れについて自治体が責任を持ち、トラブルが起きないように対応することが重要との認識を示しました。