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2024年05月10日(金 ) 18:41

最大震度6弱の地震から間もなく1カ月 被災した宇和島の飲食店へ砥部焼を寄贈

最大震度6弱を観測した地震からもうすぐ1カ月、被災した宇和島市の飲食店に役立ててもらおうと、10日、砥部町から砥部焼が贈られました。
10日は寄贈式があり、砥部町の佐川秀紀町長から宇和島地区食品衛生協会の清家泰弘会長に目録が手渡されました。
4月17日の地震では、宇和島市内の多くの飲食店で皿が割れるなどの被害が出ていて、この支援のため砥部町が砥部焼協同組合に声をかけ、33の窯元から合わせておよそ1000点の湯飲みや茶碗、皿などが無償で提供されました。
砥部焼を贈られた飲食店の関係者は「地震では結構食器が割れました。50枚くらいは割れたと思います。砥部焼の提供はありがたいです」などと話していました。
10日は1000点のうちおよそ200点が配られ、残り800点については、被災した飲食店を対象に、5月27日から南予地方局で配られるということです。