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NEW 2024年09月12日(木 ) 17:58

松山「城山」の土砂崩れ 市「緊急車両用道路の工事に問題はない」【愛媛】

7月に発生した松山城「城山」での土砂崩れについて、松山市は12日、緊急車両用道路の工事方法に問題はないとの認識を示しました。
12日に開かれた市議会の代表質問で、松山市の野志市長は、発生直後の初動対応について「行けるときに行ける所へという思いで避難所や災害現場に足を運び、情報発信を心がけた」などと答え、対応に問題はなかったとしました。
そのうえで「今回の災害対応については様々なご意見があるかと思いますが、状況に応じて適宜適切に対応して行きたいと考えます」と答弁しました。一方で、住民らが求めている、市長が参加しての住民説明会の開催について、市側は「災害の原因が特定されておらず、詳細な話もできない」として、現時点では難しいとの考えを示しました。
また市は、土砂崩れとの関連などが取りざたされている緊急車両用道路整備の工事方法については「現時点で問題があったとは考えていない」との認識を示しました。