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NEW 2024年09月17日(火 ) 19:16

地価調査 愛媛は32年連続下落も下げ幅は縮小 再開発続くJR松山駅周辺など上昇

県の地価調査の結果が17日公表され、住宅地や商業地などを合わせた平均価格は32年連続で下落しました。
ただ下がり幅は縮小傾向となっています。
地価調査は、県内20市町にある410の基準地点について、毎年7月1日現在の土地の価格を県が調査し、その結果は国の地価公示とともに土地の取引価格の指標となります。
発表によりますと、住宅地や商業地などをあわせた全用途の平均価格は1平方メートル当たり4万7600円で、去年より1・1%下がりました。
地価の下落は32年連続ですが、下がり幅は縮小傾向となっています。
1平方メートルあたりの価格が最も高かったのは、住宅地では松山市持田町4丁目の24万円で、こちらは去年より1・3%上がり、36年連続の1位となりました。
一方、商業地では、松山市大街道2丁目の85万2000円で、31年連続1位です。
このほか今回は、JR松山駅周辺の再開発で利便性の向上が見込まれる周辺の住宅地など、県内全体では去年より12地点多い、39地点の価格が上昇しました。