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NEW 2024年10月07日(月 ) 18:05

伊方原発3号機 出力計測機器の不具合で原子炉停止 定検終了遅れる見込み【愛媛】

定期検査中の伊方原発3号機で、原子炉の出力を計る機器に不具合があり、四国電力は7日中に、3号機の原子炉を停止することになりました。
定期検査の終了は当初の予定より遅れる見通しです。
県や四国電力によりますと、不具合があったのは、中央制御室に設置され原子炉の出力を計る「炉内計装盤」で、2日、出力の検査をしていたところ、数値などが表示されなくなっていたことに社員が気づきました。
その後、詳細な点検を進めていましたが、四国電力では対応に時間がかかると判断し、7日、原子炉を停止することを決めました。
これに伴い、定期検査の終了時期は当初の25日より遅れる見込みだということです。
四国電力では、プラントへの影響や環境への放射能の影響はないとしていて、「安全を最優先に、定期検査の作業を進めてまいります」とコメントしています。