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NEW 2024年11月07日(木 ) 19:23

盲導犬に理解を!西条の小学校で体験授業【愛媛】

西条市の小学校で7日、目の不自由な人を招いた出前授業があり、児童が盲導犬の役割などを学びました。
この出前授業は、地元のライオンズクラブが盲導犬への理解を深めてもらおうと企画しました。
会場となった石根小学校には、松山市に住む目の不自由な酒井理絵さんと相棒の盲導犬「マーニー」、そして日本盲導犬協会の訓練センターの職員とPR犬が招かれ、4年生18人が盲導犬について学びました。
職員は、盲導犬が段差や曲がり角、障害物の前で止まるよう訓練されていると説明した上で「盲導犬が道案内をする訳ではないので、人が困っているようなら声をかけてあげてして欲しい」と呼びかけていました。
続いて、酒井さんが盲導犬と歩いて障害物を避ける様子を披露。
酒井さんは「杖を頼りに歩いていたころもあったが盲導犬を利用するようになり目が見える頃の速さに戻った」と話していました。
授業を受けた児童は「飼い主に声をかけて助けます」などと話していました。厚労省によりますと、県内では今年4月時点で12頭の盲導犬が活躍しているということです。