NEW 2025年01月30日(木 ) 18:40
「緊急車両用道路」が影響の可能性も 松山市城山の土砂崩れで検討委が結論
去年7月に松山市の城山で発生した土砂崩れについて、県などによる技術検討委員会は、30日、発生の原因などをとりまとめました。
それによりますと、土砂災害は、主に雨が原因で「斜面変形」が進んだ結果、「土砂流出」や「土砂流下」が発生し、住宅街に、3回にわたって、大量の土砂が流れ込んだとしています。
このうち「斜面変形」については、雨以外にも、「緊急車両用道路」の擁壁や盛り土の重さが個別もしくは複合的に影響を与えた可能性があるとしています。
そうした上で、再発防止策については、斜面を不安定にしていた可能性のある城山周辺の巨木や、がれきなどを含む軟質な捨土の状態を確認するとともに、水が集中しやすい場所の調査も必要としています。
市では、城山に新しく緊急車両用道路の設置を予定していますが、委員会では、こうした報告などを踏まえて計画や点検を行う必要があると指摘しました。
土砂崩れを巡っては、現場周辺の住民から市長が出席しての住民説明会が要望されていました。
市は、28日、説明会を開く方針を初めて示しましたが、30日のとりまとめを受け、野志市長は、自身が説明会に出席する方針を決め、「準備が整い次第、説明会を開催し緊急車両用道路についてもその中で説明したい」などとコメントを出しました。
説明会の時期については、未定としていますが、市は、今回の結果を踏まえてあらためて専門家の意見を聞く必要があるとし、今年度中の開催を目指すとしています。
それによりますと、土砂災害は、主に雨が原因で「斜面変形」が進んだ結果、「土砂流出」や「土砂流下」が発生し、住宅街に、3回にわたって、大量の土砂が流れ込んだとしています。
このうち「斜面変形」については、雨以外にも、「緊急車両用道路」の擁壁や盛り土の重さが個別もしくは複合的に影響を与えた可能性があるとしています。
そうした上で、再発防止策については、斜面を不安定にしていた可能性のある城山周辺の巨木や、がれきなどを含む軟質な捨土の状態を確認するとともに、水が集中しやすい場所の調査も必要としています。
市では、城山に新しく緊急車両用道路の設置を予定していますが、委員会では、こうした報告などを踏まえて計画や点検を行う必要があると指摘しました。
土砂崩れを巡っては、現場周辺の住民から市長が出席しての住民説明会が要望されていました。
市は、28日、説明会を開く方針を初めて示しましたが、30日のとりまとめを受け、野志市長は、自身が説明会に出席する方針を決め、「準備が整い次第、説明会を開催し緊急車両用道路についてもその中で説明したい」などとコメントを出しました。
説明会の時期については、未定としていますが、市は、今回の結果を踏まえてあらためて専門家の意見を聞く必要があるとし、今年度中の開催を目指すとしています。