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2025年02月09日(日 ) 12:48

聞こえづらくてもわかる光り方に 新型赤色灯搭載のミニパトカー 愛媛でも

サイレンの音が聞こえづらい人でも赤色灯の光り方で緊急走行かどうかを判断できる小型のパトカーが県警で導入されています。
緊急走行時にはこれまで同様0.5秒間隔で赤色灯がつきますがパトロール時には2秒間隔で蛍の光のようにゆっくり点灯するということで先月30日にお披露目されました。
聴覚障害者団体から要望を受けて警察庁が開発し去年10月から全国で順次導入されていて、県警は今年度中に新しい赤色灯を備えたミニパトカー19台と事故処理車3台を導入する予定です。
ミニパトカーは主に交番や駐在所で利用されていて松山西、伊予、伯方の各警察署から配備が始まります。

【県警本部警務課 西上修 装備管理官】
「光り方が異なるということを知っていただいて、聴覚障害のある方をはじめ県民の皆様の安全・安心の愛媛づくりに生かしていきたいと考えています」

県警では今後、セダン型のパトカーについても新たな赤色灯を導入した車両に置き換えていく方針です。