松山市の来年度の当初予算案が１２日、発表されました。
予算規模は野志市政で過去最大で、城山の土砂災害の復旧工事費などが盛り込まれています。
松山市の来年度の当初予算案は一般会計２３７１億６０００万円など、総額４５００億円あまりとなっています。
一般会計では、出産後にかかる費用の補助対象を全世帯に拡充する事業や、保護者が就労しているかどうかに関わらず保育所などを利用できる、いわゆる「こども誰でも通園制度」を始めるための費用など、子育て支援策に１１９億円あまりを計上しています。
また、去年７月に発生した城山の土砂災害の復旧工事費として５億５６００万円あまりが盛り込まれたほか、坊っちゃん列車の運行支援として２０００万円が計上されました。
野志市長は「子育て・教育環境の充実や防災・減災対策などにしっかりと対応しながら、より優しくより強い松山の実現を目指し、１人でも多くの人を笑顔にできるよう全力で取り組みます」などと話しました。
松山市の当初予算案は、２月１９日開会の３月市議会で審議されます。