松山市の聖カタリナ学園高校で殺人未遂事件です。
１６歳の男子生徒が同じクラスの男子生徒を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いで警察に現行犯逮捕されました。
事件が起きたのは１１日午後１時半ごろ。
警察によりますと、聖カタリナ学園高校の玄関で１６歳の男子生徒が包丁で首のあたりを切り付けられました。
駆け付けた警察官は同級生で同じクラスの男子生徒を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。
他校の生徒は「友達が聖カタリナで、誰かが誰かを刺した、詳しくは聞いてないんですけど、殺傷事件が起きたみたいなことは言ってました」と話していました。
被害者の生徒は首の後ろを切りつけられ、けがをしましたが、全治１週間とみられ命に別状はないということです。
また、同じクラスの男子生徒３人が止めに入り、そのうち２人が擦り傷を負って救急搬送されたということです。
捜査関係者によりますと２人は１年生で警察は何らかのトラブルがあったとみて動機などを調べています。
【聖カタリナ学園高校田所恭介副校長】
「生徒のトラブルがあって、警察で対応してもらってて、捜査中と言うことですので、学校としてはいまのところお話できることはありません。トラブルを実際に見聞きした生徒もある程度いるので」
事件を受け聖カタリナ学園高校では、１２日を臨時休校とし、１２日午後６時半から保護者説明会を開く予定としています。
また、１３日には生徒への説明を行い、面談によるケアも実施する予定です。