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2025年04月08日(火 ) 19:43

「樹冠火とみられる焼け跡も」今治の山火事を上空から調査【愛媛】

3月発生した今治市の山火事の被害状況を確認するため、四国森林管理局などが上空からの調査を行いました。
四国森林管理局によりますと、3月23日に発生した山火事では、今治市と西条市で国有林を含む約442ヘクタールが燃えたと見られます。
広範囲の被害で、山の保水能力に影響が出ている可能性があるとして、四国森林管理局などでは、8日、ヘリで被害のあった山林を上空から調査しました。
住宅の多いところや土砂のたまりそうなところを中心に調査し、樹冠火とみられる焼け跡や飛び火の影響とみられる小さな延焼が多く確認されたということです。
四国森林管理局では、上空での調査をもとに陸上からも調査し、土砂災害のリスクが確認されれば、土のうを設置するなどして対応するとしています。