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2025年07月17日(木 ) 21:41

「交通死亡事故多発緊急事態宣言」延長へ【愛媛】

県内で交通死亡事故が多発している事態を受け、県は「交通死亡事故多発緊急事態宣言」の延長を決めました。
県内の交通事故の死者は16日までに31人と去年より10人も多くなっていて、人口10万人あたりでは全国ワースト1位となっています。
緊急事態宣言は県内で交通死亡事故が集中的に発生していたことから今月7日から16日まで出されていました。
緊急事態宣言の期間中、交通事故による死者はいなかったものの、16日、松山市大可賀の県道にある交差点で乗用車とバイクが衝突する事故があり、バイクに乗っていた専門学校生の男性(20)が意識不明の重体となっています。
県は「多発傾向に歯止めをかける」などとして17日から26日までの10日間期間を延長します。
県警では期間中事故が起きた現場近くでドライバーに向けた広報活動を行うなどより一層、対策を強化します。