世界的建築家・安藤忠雄さんが、松山市の坂の上の雲ミュージアムに寄贈した子ども向けの図書室が、28日オープンします。

図書室はミュージアム階部分を増築して設けられ、9つのテーマに分かれた約4300冊の本が収められています。

オープンを前に、27日は関係者向けの記念式典が開かれ、安藤さんも出席。「本を読んで考える力を養い、世界に挑戦する子どもたちが育ってほしい」などと語りました。

さらに、「本の良さは“考えること”。まず本を読んで、自分の頭で考えてほしい」「松山から世界へ挑戦する子どもがたくさん出てくるようにしたい」と話しました。

「こども本の森松山」は、28日から一般にも開放されます。