NEW 2025年07月31日(木 ) 19:51
宇和海で津波観測 教訓は【愛媛】

カムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8.7の地震で、宇和島では30日、津波が観測されました。津波注意報は解除されましたが、沿岸部では、今回の津波をどのように受け止めたのでしょうか。
【宇和島市民】
「南海トラフがあるので、気が引き締まりますね」
カムチャツカ半島付近で発生した地震で、30日午前から丸一日にわたって愛南町から伊方町にかけて宇和海沿岸には津波注意報が出されました。
第一波の到達予想時刻は午後0時半。
宇和島市では…。
【加地記者】
「宇和海沿岸部の安全な高台から撮影しています。津波到達予想時刻の0時半を回りましたが、波が高くなっている様子は見られません」
ただ、宇和島では30日午後1時31分に第一波を観測。
その後、10センチの津波が数回観測されました。
県によると被害は確認されていません。
宇和島市と愛南町の沿岸部全域と西予市の明浜町や三瓶町の沿岸部には、避難指示が出されました。
宇和島市の吉田公民館には、地元の保育園や幼稚園の園児らあわせて91人が一時避難しました。
【園児】
「こわかった」
Qなにが怖かった?
「つなみ」
【吉田愛児園・山本恵園長】
「南海トラフとかいろいろ今言われているじゃないですか。怖いなって感じもしましたし、子どもたちもまだ小さくて人数も多いので、急いで避難しなくちゃいけないって改めて感じました」
そして、31日。
【町内放送】
「宇和海沿岸に発表されていた津波注意報が解除されたことにともない、避難指示を解除しました」
愛南町沿岸部の外泊地区。
こちらでは、南海トラフ地震が発生した場合、30分から40分後に最大で10メートルの津波が到達する恐れがあり、不安を感じていた住民もいたといいます。
【吉田区長】
「これが南海トラフになるとわりとすぐに津波が来ると想定されておりますので、(地区の)皆さんにはいい勉強というとあれなんですけどいい経験になったのかなと」
防災を担う地元の消防本部では。
【愛南町消防本部防災対策課・上田耕平課長】
「9時40分に愛媛県宇和海に津波注意報が発令されましたのでその時点で防災対策課の職員が対応するという形を取りました」
消防本部では津波注意報が出た20分後に防災無線を発信したほか、地元の海水浴場の遊泳を禁止し海岸沿いを通る一部のバスを運休させました。
パトロールも普段より車両を増やして行い、海面調査で異常がなかったことを確認したといいます。
【上田課長】
「まずは情報収集という形になります。
今回ですと津波対応になるので海岸についての必要な処置について担当課に情報共有をして対応をとっていただくことになる」
一方で課題も。
【上田課長】
「避難、今回でいうと熱中症対策をとらないといかなかったのに避難場所でひょっとしたら倒れる可能性もあったかもしれない。避難所も開設しないといけなかったのかな。今後はただ避難してくださいだけではなくてその後まで想定して準備したいと考えている」
今回の津波注意報を町民らはどう受け止めたのでしょうか。
【道の駅訪れた人】
「率直に怖いなという気持ちはあったんですけど海には近寄らないようにしたほうがいいかなって」
【親子】
(子ども)「初めてだったのでなんか不安になりました。(注意報が)なくなったので良かったです」
(母親)「避難する準備は日ごろからして子どもが離れ離れの時、今は夏休みですから一緒ですけど学校で訓練もしているからこうしようねというのは(子どもと)話している」
【宇和島市民】
「南海トラフがあるので、気が引き締まりますね」
カムチャツカ半島付近で発生した地震で、30日午前から丸一日にわたって愛南町から伊方町にかけて宇和海沿岸には津波注意報が出されました。
第一波の到達予想時刻は午後0時半。
宇和島市では…。
【加地記者】
「宇和海沿岸部の安全な高台から撮影しています。津波到達予想時刻の0時半を回りましたが、波が高くなっている様子は見られません」
ただ、宇和島では30日午後1時31分に第一波を観測。
その後、10センチの津波が数回観測されました。
県によると被害は確認されていません。
宇和島市と愛南町の沿岸部全域と西予市の明浜町や三瓶町の沿岸部には、避難指示が出されました。
宇和島市の吉田公民館には、地元の保育園や幼稚園の園児らあわせて91人が一時避難しました。
【園児】
「こわかった」
Qなにが怖かった?
「つなみ」
【吉田愛児園・山本恵園長】
「南海トラフとかいろいろ今言われているじゃないですか。怖いなって感じもしましたし、子どもたちもまだ小さくて人数も多いので、急いで避難しなくちゃいけないって改めて感じました」
そして、31日。
【町内放送】
「宇和海沿岸に発表されていた津波注意報が解除されたことにともない、避難指示を解除しました」
愛南町沿岸部の外泊地区。
こちらでは、南海トラフ地震が発生した場合、30分から40分後に最大で10メートルの津波が到達する恐れがあり、不安を感じていた住民もいたといいます。
【吉田区長】
「これが南海トラフになるとわりとすぐに津波が来ると想定されておりますので、(地区の)皆さんにはいい勉強というとあれなんですけどいい経験になったのかなと」
防災を担う地元の消防本部では。
【愛南町消防本部防災対策課・上田耕平課長】
「9時40分に愛媛県宇和海に津波注意報が発令されましたのでその時点で防災対策課の職員が対応するという形を取りました」
消防本部では津波注意報が出た20分後に防災無線を発信したほか、地元の海水浴場の遊泳を禁止し海岸沿いを通る一部のバスを運休させました。
パトロールも普段より車両を増やして行い、海面調査で異常がなかったことを確認したといいます。
【上田課長】
「まずは情報収集という形になります。
今回ですと津波対応になるので海岸についての必要な処置について担当課に情報共有をして対応をとっていただくことになる」
一方で課題も。
【上田課長】
「避難、今回でいうと熱中症対策をとらないといかなかったのに避難場所でひょっとしたら倒れる可能性もあったかもしれない。避難所も開設しないといけなかったのかな。今後はただ避難してくださいだけではなくてその後まで想定して準備したいと考えている」
今回の津波注意報を町民らはどう受け止めたのでしょうか。
【道の駅訪れた人】
「率直に怖いなという気持ちはあったんですけど海には近寄らないようにしたほうがいいかなって」
【親子】
(子ども)「初めてだったのでなんか不安になりました。(注意報が)なくなったので良かったです」
(母親)「避難する準備は日ごろからして子どもが離れ離れの時、今は夏休みですから一緒ですけど学校で訓練もしているからこうしようねというのは(子どもと)話している」