NEW 2025年09月17日(水 ) 11:56
侍屋敷があったエリアには…松山市の城山公園堀之内地区第2期整備 2026年度完成へ【愛媛】

松山市民会館などのある城山公園で進む、北側エリアの第2期整備が2026年度中にも完了する予定であることがわかりました。
松山市は堀之内地区にある城山公園の第2期整備基本計画を2021年度に策定し、北側のおよそ6ヘクタールを江戸時代の土地利用をもとに区分けして整備を進めていて、侍屋敷があったエリアには土塀や屋敷跡を植栽で再現し休憩所などを作る予定です。
堀之内地区は「松山城跡」として国の史跡に指定されていて、文化庁が史跡の保存や歴史的価値の向上につながらない行為は認められないとの方針を示していることから、整備には制限が加わります。
そのため、市では市民会館の現在の場所での建て替えや公園内での新たなスポーツ施設の整備は困難としています。
一方、景観の保全や史跡に触れる機会の創出などが目的に行われる第2期整備工事は当初の予定より前倒しで進められていて、2026年度中にはすべての整備が完了する見通しで、完成したエリアから順次供用を開始するということです。
さらに野志市長は12日の市議会の答弁で、三之丸御殿跡地については計画的に発掘調査を進めるとともに、史跡の整備に必要な写真など資料の提供を市民に呼び掛け、それらを考慮して整備方針をまとめる方針を明らかにしました。
松山市は堀之内地区にある城山公園の第2期整備基本計画を2021年度に策定し、北側のおよそ6ヘクタールを江戸時代の土地利用をもとに区分けして整備を進めていて、侍屋敷があったエリアには土塀や屋敷跡を植栽で再現し休憩所などを作る予定です。
堀之内地区は「松山城跡」として国の史跡に指定されていて、文化庁が史跡の保存や歴史的価値の向上につながらない行為は認められないとの方針を示していることから、整備には制限が加わります。
そのため、市では市民会館の現在の場所での建て替えや公園内での新たなスポーツ施設の整備は困難としています。
一方、景観の保全や史跡に触れる機会の創出などが目的に行われる第2期整備工事は当初の予定より前倒しで進められていて、2026年度中にはすべての整備が完了する見通しで、完成したエリアから順次供用を開始するということです。
さらに野志市長は12日の市議会の答弁で、三之丸御殿跡地については計画的に発掘調査を進めるとともに、史跡の整備に必要な写真など資料の提供を市民に呼び掛け、それらを考慮して整備方針をまとめる方針を明らかにしました。