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NEW 2025年09月22日(月 ) 17:22

インスリンで夫を…

2024年10月、当時住んでいた松山市清住の自宅アパートで、当時57歳の夫にインスリンを注射し、傷害の罪で起訴された女(59)の初公判が22日、松山地裁であり、女は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、当時複数の持病がありほぼ寝たきりの状態だった夫に対し、女は自身に処方されていたインスリンを注射し、低血糖により意識がもうろうとする状態にさせたとした傷害の罪に問われています。

夫は事件後回復していましたがその年、別の病気で死亡しました。

22日、松山地裁で開かれた初公判で、女は起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述などで検察側は、女が夫にお金を貸してほしいと頼んだものの貸してもらえず、「お金くれんのやったらなにもできん。パチンコにも行けん」などと腹を立てたあと、犯行に及んだなどとしました。

次回の公判は11月7日で、被告人質問などが予定されています。