松山市は、ＪＲ松山駅周辺のまちづくりにあたり、民間事業者からアイデアを聞くサウンディング型市場調査の結果の概要を３０日、発表しました。
調査対象は松山市が再開発を想定しているおよそ６ヘクタール。
市は、ＪＲ松山駅の西側にある車両基地跡地では５０００席以上の「アリーナ」を東口では商業施設や「バスタ」などの整備を計画しており、こうしたエリア全体のまちづくりについてアイデアや意見を聞き取りました。
調査は８月行われ、商業施設やホテルなどの設計建設や運営などを行う２５の事業者が参加しました。
寄せられた意見や提案には、アリーナは形状を工夫すれば８０００席以上も確保可能という声がありましたが、事業費については物価や維持管理費が高騰するなか、物価に合わせて調整するなど考慮をしてほしいとの意見もありました。
また、近隣にある似た施設と差別化する必要があるという意見も寄せられていました。