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NEW 2025年09月30日(火 ) 17:20

暑さで産直市の秋野菜にも影響【愛媛】

9月も連日暑い日が続いていましたが、旬を迎える味覚への影響はどうなっているのか県内で聞きました。

松山市古川北のエフマルシェ。

売り場には旬の野菜や果物が並び、午前中から大勢の買い物客が訪れています。

手に取る野菜の値段について、どう感じているのでしょうか。

【買い物客】
「トマトが高いね。去年の倍してるんじゃない?やっぱりキュウリとかトマトは毎日使うでしょ?だから高いと不自由しますね」
「作りたい料理にこれは入れたいかなと思ったら、高くてもやっぱり仕方ないかと思って買ってるけど」

こちらの店では直接農家から出品される商品が多いため、去年より大きく値段が上がっている野菜はないということですが、夏場の高温や虫の影響でトマトなどは出品数が少なくなっていて、最近ようやく回復してきたということです。

朝晩も涼しくなりいよいよ1日から10月。
これからおすすめの野菜を聞いてみました。

【エフマルシェ古川店・中原育実さん】
「今から増えてきてはいるんですけど、クリ、サトイモ、カボチャ、サツマイモが秋の味覚として代表的なものでもありますのでお勧めです」
特に今年は栗が豊作だということで、9月は去年に比べて1.5倍ほどの出品があったそうです。

【中原さん】
「ほんとに小さいものから大粒の立派なものまでいろいろありますので、用途に応じて選べるのもいいのかなと思います」

売り場でも、栗を手に取るお客さんが大勢いました。

【買い物客】
「ちらし寿司が好きなので、年に何回か思いついたときに作るんですよ。だから今買っといてむいて、冷凍室に小分けして入れといてね」

また、これから出品数が増えてくるというサトイモ。これからの時期、いもたきなどで出番が増えそうです。

果物については。

【中原さん】
「そうですね、シャインマスカットですかね。出品の量も増えてきてますし、お値段もちょっと落ち着いてきていて、買い物しやすい価格になっているんじゃないかなと思います」

今後は、梨の入荷も増えてくる見込みだということです。