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NEW 2025年10月07日(火 ) 19:15

三番町切り付け男に懲役5年6カ月求刑【愛媛】

2025年3月、松山市中心部の路上で女性をナイフで切りつけるなどした罪に問われている男の裁判が7日結審し、検察は懲役5年6カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと松山市の無職の男(53)は2025年3月20日午前0時半ごろ、松山市三番町の路上で、当時34歳の女性の口元を背後からふさいで、女性の首付近にナイフを押し当てるなどして、全治約3カ月のけがをさせたなどの罪に問われています。
7日、松山地裁で行われた裁判で、検察側は危険かつ悪質、また、身勝手な犯行で酌量の余地はないと非難。
さらに、これまで被告には複数前科があり、長期間の服役のものもあったことなどから、再犯の可能性も高いなどとして、懲役5年6カ月を求刑しました。
一方の弁護側は、被告自身が、同じ過ちを起こさないと話していることなどから更生は可能だとして、寛大な処分を求めました。
判決は30日に言い渡されます。