県勢で唯一初戦を突破した西条は四国ベスト４の座を賭け、徳島１位の阿南光と激突。

前日に１１６球を投げぬいた永井は立ち上がりからランナーを背負うも、２回まで無失点で凌ぎます。

０対０で迎えた３回、２つの四死球で２アウトランナー１・２塁。
打席には阿南光の４番・山口。
山口に高めのストレートを力ではじき返され、２点を失います。

４回までノーヒットの西条は５回、２アウトから７番・１年生の梅田が３ベースヒット！
後続が倒れ、得点とはなりませんが、続く６回。

９番・１年生の吉村が０アウトからヒットを放ち、迎えるは１番キャプテンの川又。
良い当たりもサードの正面でした。
サードライナーで痛恨のダブルプレイ・・・掴みかけた流れが相手に渡ります。

７回には阿南光にダメ押しの３点目を奪われた西条。
エース永井、１３２球の熱投実らず準々決勝・敗退。

これで県勢３チームはベスト４を前に全て姿を消し、来春のセンバツ出場は厳しくなりました。

【西条・永井投手】
「（得た課題は）甘く入っても打たれないような伸びのあるストレート、ひと冬越えて春に向けて全員で頑張りたい」