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NEW 2026年03月17日(火 ) 16:52

閉校する「日本一名前の長い小中学校」篠山中学校で最後の卒業式【愛媛】

閉校が決まっている愛南町の「日本一名前の長い小中学校」で17日、卒業式があり、最後の卒業生が巣立っていきました。

【篠山中学校 校歌斉唱】
「予土の交わり常永久に ああ篠山に栄えあれ」

愛媛と高知の県境にあり、日本一名前の長い小中学校として知られる「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小・中学校」

小中合わせた子どもの数は9人で、17日、3人の中学生が卒業を迎えました。

中学生の卒業で、高知県から通う生徒が1人もいなくなることや、児童や生徒数の減少もあり、学校は2025年度で休校し、2026年度いっぱいで閉校します。

小学6年生がいないことから、中学生が卒業する17日が「学校最後」の卒業式です。

【卒業生代表・岡崎心愛さん答辞】
「在校生の皆さん。一本松小・中学校に転校しても、変わらず明るく元気に過ごしてください。勉強に部活に行事に、この篠山小中学校を代表して大活躍してください。離れた場所からいつも全力で応援しています」

この地で育ってきた親世代も…。

【卒業生の保護者・自身もOB】
「僕もここの卒業生なので、最後感慨深かったですね。(人数が)少ない学校だったので、大きい学校に行って、もまれて悩むこともあると思うんですけど、自分のやりたいこと、信じた道を行っていただければいいと」

式のあとには最後のホームルーム。

担任の先生から記念品を受け取った卒業生たちはサプライズで、練習してきた歌をプレゼントしました。

【高知から通う卒業生】
「最後の卒業生としてうれしさもあるし、学校が無くなることへの寂しい気持ちもあります。(学校の)名前を書くときに、長くて大変だったことが思い出に残っています」
「篠山の学校に来ることで愛南町の地域の方とも触れ合うことができ、方言とかも知ることができて、つながりができて良かったと思います」

70年以上、地域の子どもたちを受け入れてきた学校。

3月25日に開かれる終業式で、その役割を終えます。