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NEW 2026年10月27日(火 ) 21:14

大洲市のあっせん収賄事件 両被告とも起訴内容認める【愛媛】

業者に便宜をはかった見返りに現金を受け取ったとして、あっせん収賄の罪に問われている大洲市議会議員だった男ら2人の初公判が27日、松山地裁で開かれ、2人は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、元大洲市議会議員の被告(67)は、2025年9月22日ごろ、廃棄物処理業者の実質的経営者の被告(60)から依頼を受け、一般廃棄物収集運搬業の許可取り消し処分を受けないよう大洲市の職員に働きかけ、その見返りに現金100万円を受け取ったあっせん収賄の罪に、実質的経営者の被告は、贈賄の罪に問われています。
27日の初公判で2人は「間違いありません」などと起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、実質的経営者の被告が、処理費用を浮かそうと家庭系一般廃棄物に枝や木などを混在させたことが市に発覚し、知人の同業者に元市議の被告に相談するよう提案され、許可取り消し処分を回避しようとしたなどとしました。
依頼を受けた元市議の被告は、大洲市の職員に電話で処分を軽くするよう求め、賄賂の受け渡しの状況についても、理由をごまかしやすくしようと実質的経営者の被告の同業者を同席させ、市内の飲食店で現金を受け取ったなどとしました。
元市議の被告は、8日にも大洲市が発注する一般廃棄物の収集と運搬などの委託業務に関して、市の職員から非公表の価格に関する情報を不正に手に入れ、落札価格に近い金額を複数の業者に漏らすなどして落札させた、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されています。