愛媛労働局の審議会は１９日、適用されれば過去最高の上げ幅となる、県内の最低賃金に関する答申をまとめました。
審議会は地域格差を縮小させ人材の流出の抑制に繋げるためなどとして、県内の最低賃金を現行の８９７円から５９円引き上げて、時給９５６円にすることが適当であると１９日、愛媛労働局長に答申しました。
引き上げ率は６．５８％で過去１０年で最も高く、引き上げ額は現在の基準に統一されて以降、過去最高だった去年の４４円を上回っています。
新しい最低賃金は、異議申し立てなどを受け付けた上で、１０月１３日から適用される見通しです。