県内有数の米どころ・宇和島市三間町で高校生と児童が協力して稲刈りをしました。

稲刈りをしたのは、今年５月に田植えをした北宇和高校三間分校の田んぼです。

「黒米」と呼ばれる古代米が立派な穂をつけ、１２日は三間小学校の児童と分校の１年生４人の計約４０人が稲刈りをしました。

児童の１人は「刈る時に稲を持って鎌を使うのが大変でした。チャーハンにして食べたい」などと話していました。

三間分校は生徒数が減って来年度から募集停止になるため４人が最後の１年生ですが、学校では４人が卒業する再来年度までは小学生との交流行事を続けたいとしています。

三間分校の生徒の１人は「いろんなことに挑戦して、いろんな人に農業の楽しさを知ってもらいたい」などと話していました。

刈り取った黒米は参加した児童に配るほか、地域のイベントで販売する予定だということです。