今治市で発生した山火事で中村知事は、二次災害への対応や注意喚起の仕組みづくりが必要だと強調しました。

【中村知事】
「いますぐにやらなきゃならないことは、二次災害に対する対応のスタートだと思っています」

先月、今治で発生した山火事では、西条市を含む４４２ヘクタールが焼け、住宅など２３棟に被害が出ました。

中村知事は会見で、山林が広い範囲で焼失し地盤が弱くなったことで、雨が降った時などに土砂災害のリスクが高まるとし、今治市や関係機関と調整して、住宅や公共施設などを優先しながら早急に復旧対策を行いたいとしました。

また、注意喚起については「（気象条件が）一定のレベルに到達した時に（山火事の）注意喚起をするような仕組みができないかなあというふうに思っています」などと述べました。