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NEW 2025年09月18日(木 ) 17:26

マンション帰宅時の防犯意識向上へ 不動産会社らと広報【愛媛】

全国でマンションやアパートの住民が被害者となる犯罪が相次いでいます。

集合住宅などに帰宅したときの注意点とは。

8月、神戸市中央区のマンションで住民の女性(24)が殺害された事件。

被害者はマンションのオートロックを解除したタイミングで被害者のすぐあとについてすり抜けて侵入した容疑者にエレベーター内で襲われたとみられています。

このように集合住宅の住民が被害に遭う事件が相次ぐ中、県警は17日、不動産会社や警備会社などと協力して、帰宅中やエレベーターの利用時の防犯対策についてのチラシを配って注意を呼びかけました。

また、松山市内のマンションではエントランスにポスターを貼るなどして、同じく注意を呼びかけました。

県警によりますと、県内では8月末までに、主に子どもや女性を狙った不審者について304件把握していて、このうち、声かけや付きまといが合わせて156件と半数以上を占めています。

県警では、これらが殺人や性犯罪などにつながる可能性があるとしていて、マンションなどのオートロック機能は完全ではないことを常に意識し、帰宅の途中や、自宅に入る前には後ろに誰かいないか気を付けるよう強く呼びかけています。

【県警生活安全企画課・松山雄亮課長補佐】
「もし(不審者に)ついてこられてるなと思われましたら、警察に遠慮することなく通報してください」