松山市は２４日、ＪＲ松山駅周辺の整備についての調査結果の概要を発表しました。
松山市は、アリーナやバスタなどが計画されるＪＲ松山駅の周辺整備について、民間のアイデアや意見を把握するための調査を２５年９月から１０月にかけて行い、２３の事業者が参加しました。
駅周辺の開発については、「非常にポテンシャルが高い」「ポテンシャルがある」とみるのは１８事業者で、空港や道後温泉などが近く、インバウンド需要が期待できることなどが理由です。
一方で、開発への参画については「ぜひ参画したい」と答えたのは３事業者にとどまり、１８事業者が「条件次第」としています。
建築費の高騰に加えて、アリーナやバスタ整備の進捗に応じて判断したいという意見がありました。
松山市はアリーナをめぐっても同様に調査結果を公表していて、こうした意見を踏まえて、２５年度内に駅周辺の開発をめぐるモデルプランを示す予定です。