NEW 2025年11月05日(水 ) 15:33
分散して配備も 松山市が災害用トイレカーを導入【愛媛】
松山市は大規模災害時などの衛生環境の確保を進めるため、トイレカーを初めて導入しました。
導入したのは3台で、松山市の野志市長が「備えへつなげ災害に強いまちづくりを進めていきたいと思います」などと挨拶し、市内の自主防災会の関係者などに、10月1日、お披露目されました。
トイレカーは、2024年の能登半島地震の後に現地に支援に入った市の職員が、上下水道が使えず悪化する衛生環境を目の当たりにしたことから、感染症の拡大防止や被災者の健康確保を目的に、約3300万円をかけて初めて導入されました。
導入されたのは、出入口を分けることで2人が同時に使えるタイプ2台と、赤ちゃんや子どもを連れて利用できる「多機能」タイプ1台で、どちらも水洗式の便器と手洗い場が備えられ、外部の電源をつなげば換気扇やエアコンを使うこともできます。
【松山市危機管理課・高内芳子副主幹】
「(導入により)安心して避難生活を送れるということがまず1つあります。イベントや防災訓練で展示して、みなさんに見てもらおうと思ってますので、(災害などについて)考えてもらえる機会になろうかと思います」
なお、3台は、大規模災害時の道路寸断などを見据えて、それぞれ別の防災備蓄倉庫の車庫に配備されているということです。
導入したのは3台で、松山市の野志市長が「備えへつなげ災害に強いまちづくりを進めていきたいと思います」などと挨拶し、市内の自主防災会の関係者などに、10月1日、お披露目されました。
トイレカーは、2024年の能登半島地震の後に現地に支援に入った市の職員が、上下水道が使えず悪化する衛生環境を目の当たりにしたことから、感染症の拡大防止や被災者の健康確保を目的に、約3300万円をかけて初めて導入されました。
導入されたのは、出入口を分けることで2人が同時に使えるタイプ2台と、赤ちゃんや子どもを連れて利用できる「多機能」タイプ1台で、どちらも水洗式の便器と手洗い場が備えられ、外部の電源をつなげば換気扇やエアコンを使うこともできます。
【松山市危機管理課・高内芳子副主幹】
「(導入により)安心して避難生活を送れるということがまず1つあります。イベントや防災訓練で展示して、みなさんに見てもらおうと思ってますので、(災害などについて)考えてもらえる機会になろうかと思います」
なお、3台は、大規模災害時の道路寸断などを見据えて、それぞれ別の防災備蓄倉庫の車庫に配備されているということです。







