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NEW 2025年11月27日(木 ) 18:22

国際消防救助隊が四国地区合同訓練

25日に発生した熊本県を震源とする地震で、県内でも八幡浜市と伊方町で震度3を観測しました。

いつ起こってもおかしくない大地震、県内でも備えが進んでいます。

松山市で行われたのは「国際消防救助隊」の合同訓練。

「国際消防救助隊」は海外での地震など大規模災害時に派遣され、全国77の消防本部から選ばれた救助隊員らで編成されています。

四国地区の合同訓練があり、松山市消防局の10人を含む四国4県の隊員ら40人が参加しました。

訓練は、海外でマグニチュード7.5の地震が発生し、多くの建物が倒壊して死傷者などの甚大な被害が発生しているとの想定で行われました。

参加した隊員らは倒壊した建物に見立てたコンクリートを前に、まずは実際に潜む危険を確認しました。

そして、安全な救出方法を話し合いながら閉じ込められた人に英語で声をかけ、コンクリートを壊して救出しました。

25日の地震で県内でも震度3の揺れを観測したばかりとあって、参加者は万一に備え、実戦的な訓練に臨んでいました。