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NEW 2024年07月22日(月 ) 15:59

松山の土砂災害現場「去年も…」住民証言【愛媛】

松山城の城山で12日に起きた土砂災害で、崩れた現場の道路などでは1年前の大雨でも山から大量の泥水が流れ込み、住民が市に対して対策を求めていたことがわかりました。
この住民は19日、eatの取材に応じ、去年6月から7月の大雨でも山側から大量の濁った水が流れて道路が冠水したほか、マンションの駐輪場にも泥が入り込んでいた、として現場の写真を撮影した上で、市に再発防止策を要望したということです。
市は排水溝の清掃などをしましたが、住民側は「斜面から流れ出る水への抜本的な対策は取られなかった」と主張しています。
そのうえで住民は、「去年の大雨の時に市がきちんと対応していれば、今回のような被害は防げたのではないか」などと指摘しています。