９月１０日は「屋外広告の日」です。
これに合わせて、松山市で電柱などに違法に貼られた、ビラなどの広告物の撤去作業がありました。
市民の景観への意識を高めようと松山市が２００３年から毎年行っていて、県や市の職員などおよそ７０人が参加しました。
出発式では作業内容の説明があったあと、参加者らは班に分かれて市内に移動し、柱に無断で貼られたシールなど違法な広告物を専用の工具ではがしていきました。
松山市では、電柱など公共の設備にビラなどの広告を貼ることを条例で禁止しています。
市によりますと、市内で違法に貼られ、撤去された広告の数は、ピークの２００３年度にはおよそ１万２０００枚にのぼっていましたが、その後はインターネットやＳＮＳの普及もあってか減少傾向にあり、昨年度は５０枚ほどまで減ったということです。
ただ、１０日の作業では７５枚が撤去されたということです。
市では、今後も官民が連携して美しいまちづくりを進めたいとしています。