愛媛生まれの新たな高級柑橘「紅プリンセス」の本格的な販売が来月から始まるのを前に、松山市で生産者の出荷作業が進んでいます。
「紅プリンセス」は「紅まどんな」と「甘平」をかけあわせて作られ、約２０年前から県が開発を進めてきた期待の新品種で、松山市北条地区では初めての出荷作業が２６日から始まりました。
この地区で農業を始めて４年目の髙橋茄奈さんは２０ａの園地で約２００本の「紅プリンセス」を育てていて、今季分として約２ｔを出荷しました。

【髙橋茄奈さん】
「今年は初出荷なので、すごく楽しみにしています。おいしいのでたくさんの人に食べてもらいたいです」

生産者が苦労しながら丹精込めて育てた「紅プリンセス」。試食させてもらうと…

【津村研太記者】
「ジューシーですね。甘い！濃厚な甘みと、とろけるような食感、しっかりと感じます。まさにプリンセス！華やかなおいしさです」

紅プリンセスの本格販売は来月１日から、県内では松山市の太陽市などで始まる予定です。